清水の恵まれた自然とともに地域をはぐくむ JAしみず

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しみずでとれる新鮮作物

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徳川家康が愛した味を現代に復活
折戸なす
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 清水区三保・折戸地区で栽培される「折戸なす」は徳川家康が愛したナスだといわれ、久能山東照宮にも奉納されています。現代に再び復活したこのナスは縁起の良い「幻のナス」として、年々栽培面積が広がっています。


◆折戸なすの由来
 初夢に見ると縁起が良いとされることわざに「一富士、二鷹、三茄子」があります。このことわざは、徳川家康が好んだ3つとされていますが、この「ナス」こそが、折戸なすといわれています。
 三保・折戸地区は温暖で日照時間が長く砂地で作物の生長が早いことから、促成栽培の発祥の地とされています。江戸時代には折戸地区など三保半島はナスの産地だったといわれ、このナスも促成栽培で作られ、毎年江戸の将軍家へ献上されたという記録もあります。

折戸ナス
 

◆折戸なすの栽培
 折戸なすは農業情勢の変化により明治時代に栽培が途絶えてしまいましたが、2005年に国の研究機関から種子を譲り受けて、JAや生産者らが一丸となって復活に取り組みました。最初は栽培用の種子取りからはじまり、試行錯誤の手探り状態のなかから再び三保・折戸地区から出荷できるようになりました。
 原種だけに形が不揃いで、栽培が難しいのですが、折戸なすには野菜本来の良さを見ることができます。現在は生産者や関係者が研究会を結成し、栽培・利用の研究を進めています。
 折戸なすは形が丸く、ヘタに鋭いトゲがあり、味も濃厚で現在のナスにはない特徴があります。主に温室で栽培されているため5月中旬~12月頃まで出荷されており、地元の大手スーパーで購入でき、また地元の料理店で食べることもできます。
 ストーリー性のあるナスだけに地域ブランドとして期待されています。



◆ナスの効能
 原産地はインドの東部といわれ、日本には平安時代に奈須比(なすび)として伝わりました。実の90%以上が水分で、食物繊維や、ビタミンなどを含んでいます。東洋医学では体を冷やす効果があるとされ、高血圧に有効だといわれています。また利尿作用もあることから、むくみなどの改善に役立つとされています。
 ナスと油の相性も良く、夏バテ予防に効果が期待できます。皮の色素に含まれるナスニンは抗酸化作用があるアントシアニンの一種です。

 

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