清水の恵まれた自然とともに地域をはぐくむ JAしみず

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しみずでとれる新鮮作物

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驚くべきワサビパワー
清水のワサビ
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 日本原産の香辛野菜のワサビは刺身やお寿司になくてはならない薬味です。環境に敏感な植物であるワサビは水がきれいでないと育ちません。清水のワサビは真富士山のきれいな水系を利用した興津川の上流に位置する両河内地区で盛んに栽培されています。
◆清水のワサビ栽培
 ワサビは環境に敏感な植物で、水がきれいでなければ育ちません。有東木地区がワサビ栽培の発祥地として有名なのは、真富士山のきれいな水系の水を利用したからです。清水の両河内(りょうごうち)地区も同じ水系のため、ワサビ栽培が盛んです。
 真富士山は、フォッサマグナ(※1)の西縁・糸魚川・静岡構造線(※2)にあたり、粗面岩を母岩とする山で、この水系から発する清い水は弱アルカリ性で、ワサビにとても適しており、両河内地区のワサビ田を潤しています。

ワサビ02
 栽培の方法は大きく分けると水の中で育てるワサビ田方式と、畑で育てる畑ワサビがあり、利用するところが違います。ワサビ田で栽培されているワサビは根茎の生長がよく、刺身等におろして使う生食用として利用されます。畑ワサビは根茎の発達が少ないため、主に葉や茎をわさび漬けに使う原料ワサビに使われます。両河内地区は美しい水を利用したワサビ田方式が主流となっています。自然の恵みをいっぱい受けて栽培された、両河内のワサビを味わってください。

※1)本州中央部を南北に横断する断裂帯
※2)糸魚川から松本盆地・甲府盆地の西を通って静岡県静岡市に達する東北日本と西南日本の境目


◆ワサビの歴史
 ワサビは日本原産の香辛野菜。アブラナ科の多年草で、学名はワサビア・ジャポニカ。900年代の文献にワサビの記述があり、古くから薬味に使われてきました。脚光を浴びたのは江戸時代です。慶長年間に現在の静岡市安倍川上流の有東木(うとうぎ)地区で栽培していたわさびを駿河城に隠居していた徳川家康に献上したところ、その味の良さや葉の形が葵の紋に似ていることから家康が絶賛し、ワサビは有東木からの門外不出のご法度品とされました。
 しかし、すしが江戸時代に登場し、魚の臭みを消すのと、ピリッとした辛さが受け、本格的に栽培が始まりました。
 



◆ワサビ独特の辛味の正体
 ワサビ特有の鼻に抜ける辛味の主成分は「アリルからし油」です。この辛味はワサビをすりおろさないと出てきません。ワサビをすりおろすことによって細胞組織が破壊され、酵素の働きでアリルからし油等が出来るからです。
 このアリルからし油を主成分とする辛味成分は揮発性が強いため、鼻にツーンと抜けるような独特の辛さを感じるのです。


◆驚くべきワサビパワー
 「ピリッ」と辛いワサビですが、実はあの辛味にはいろんな驚くべきパワーが含まれています。ワサビを刺身等で食べると、その辛さから唾液腺が刺激され、唾液の分泌を高め、胃腸に入っても同様に消化液の分泌を高め、食べ物の消化や吸収を促進させます。また、ワサビの辛味成分の抗菌性は寄生虫の動きを弱めたり、発酵や腐敗を阻止し、食中毒を防ぐ作用があるといわれます。さらに、ワサビに含まれるビタミンB1は糖質の代謝に使われるため、ご飯が主食の日本人の健康維持には不可欠です。


 wasabi-zukan

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