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しみずふるさと探訪

高源寺


鎌倉〜室町時代創建とされる梶原景時ゆかりの寺院

創建は鎌倉~室町時代とされ、梶原景時とゆかりのある寺院です。梶原景時一族の供養碑と、現在の鉄舟寺の前身である旧久能寺建物の本堂が静岡市(元 清水市)重要文化財に指定されています。

梶原景時は源頼朝の信任が厚い武将でしたが、頼朝の死後に鎌倉から追放され、正治2年正月(1200年)、相模の国の一ノ宮をたち西国の所領に向かう途中、高橋付近を通過しました。この地域の豪族には、頼朝から「本朝無双の勇士なり」と賞された飯田五郎家義という勇将や、戦国時代に毛利家と共に活躍する吉川家の祖、吉香小二郎友兼、また入江一族、藤原氏、工藤氏、三澤氏、渋河氏、船越氏、矢部氏、大内氏などがいました。

景時一族33人はこれらの武将と戦い、梶原景時と嫡男・景季は現在の梶原山に逃れ自害、一族郎党は戦死したと伝わっています。この碑は、街道すじに一族郎党がさらし首にされたところに建てられた後、この高源寺に移されたようです。

また、本堂は明治5年の廃仏棄釈などで寺院を維持できなくなった久能寺から買い取り、解体した建物を移築したといわれています。桃山~江戸初期のもので、ついたてやふすまの下張りからは江戸中期の古文書が発見されています。

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information

◎住所:静岡市清水区高橋2-7- 4
◎ホームページ:http://kougenji.la.coocan.jp/