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しみずの農産物

お茶


お茶が庶民に広がったのは、室町~足利時代。これ以前は、貴族や武士の飲み物でした。
古くは鎌倉時代に、お茶の五大産地として「駿河の清見」と呼ばれていたのが「清水のお茶」です。
明治32年には、清水港からのお茶の輸出が始まり、明治43年以降は、日本一の茶の輸出港となりました。
現在は、静岡茶市場の初取引で35年以上に渡って最高値を付けている「両河内」地域に代表されるように急峻な山間地に美しい茶畑が多く広がっています。
清水でつくられるお茶の多くは、昔ながらの「浅蒸し茶」(普通煎茶)。山のお茶は、川霧などが日光を遮る天然被覆の条件となり、お茶の旨味となる「アミノ酸」が豊富な葉が育ちます。このような産地風土による「香り」や「旨み」の強さが特長です。
さらに蒸し時間にこだわって、ごく短時間で蒸すことで香りを損なわず、最大限に特長を引き立たせ、まろやかで香り高く、澄んだ色合いの「清水のお茶」が生まれます。

品種 ヤブキタ/サヤマカオリ/オクミドリ/ツユヒカリ/オオイワセ/静7132 など
特徴 1.針のような形をした茶葉!
「清水のお茶」は、茶葉がまだ萌黄色をしたやわらかいうちに摘み採りを行い、丁寧に製茶をすることで針のような形状をしています。茶葉を粉っぽくさせず、形状を残すように製茶を行うためには、卓越した技術を要します。美しい茶葉の外観には、清水の製茶技術力が高いという裏付けがあるのです。

2.金色透明なお茶の色」!
「清水のお茶」は、蒸し時間を短くし、生葉に合った極丁寧な製茶をすることで、葉が切れず、透き通った金色のお茶の色を出すことが可能になります。深蒸し茶の茶葉は粉っぽい形状で、お茶の色は濃い緑色になります。金色透明の浅蒸し茶と、濃い緑色の深蒸し茶の水色は、明らかな違いがあります。製茶時に丁寧に揉まないと茶葉が粉っぽくなってしまい、金色透明なお茶の色は出せません。
栽培方法 露地 出荷時期 <一番茶>4月中旬~5月下旬
<二番茶>5月下旬~6月下旬
<秋冬番茶>9月下旬~10月下旬
出荷量 <一番茶> 164,000kg(2014年産)
<二番茶> 107,600kg(2014年産)
<秋冬番茶>15,700kg(2014年産)
栽培面積 350ha

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